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美容室の開業で重要なことはローコストでハイデザインであること

皆様おはようございます。

この度、美容室を山梨県南都留郡山中湖村山中125にて開業することになりました。

美容室の名前は「デザイン事務所はしびと」の山中湖店という呼称にしたいと考えています。

新しく開業予定の店舗ロゴ

私はグラフィクデザインをメインにこのサイトを運営していましたが、実は本業が美容師でした。

また数多くのロゴデザインも手がけて来ており、ロゴデザインについてのサイトの運営もしています。

ロゴデザインのサイト運営https://mark7-molting77.com/

最近はグラフィックデザインの方が比率として多くなっていましたが、それは美容師業は訪問美容師だけしかやっていなかったので、サロンでの活動が無かったためです。

しかし多くのお客様から40年間も美容師歴があるならば訪問美容師だけではなくサロンを開いた方が良いのでは?

そう言われる機会が本当に多くて、グラフィックデザイナー兼サロン経営というスタイルを今回選択するに至りました。

訪問美容おくりがみhttps://okurigami.com/

過去には大きなサロンで15名ほどのスタッフと一緒にサロンを経営していましたが、その時の教訓として残ったものはサロンの過剰設備投資についてでした。

設備投資の話をする前にとても重要だと思う3つのことを話しておこうと思います。

美容室を開業する際に、以下の3つの条件を厳しい目線で審査する必要があると思うのです。

どれだけ安い家賃で、しかも立地が良く、しかも環境も良い条件でサロン展開できるか?

デザイン事務所はしびと山中湖店は湖畔沿いの好立地条件

1.安い家賃

2.地の利が良い

3.環境が良い

私たちは九州からこちらの山梨県に移住してきたものですが、地の利を見極めるまでには数年は必要でした。

住んでみてわかることが多いので、移住して早7年が経ってきた今であるから見えてくる地の利もあります。

今回の店舗が見つかるまで、美容室開業の店舗探しをここ山梨で数多くして来ました。ざっと思い返しても10店舗ほどは見て来たと思います。

しかし直感的に、低家賃で地の利が良く、尚且つ恵まれた環境での開業となるとなかなかピンと来るものがありませんでした。

中には居抜きのサロンもありましたが、家賃が高く感じたためキャンセルしました。

今回の店舗は上記の3つの条件を全て満たしていました。

7年間探していても見つからないものが突然目の前に現れて来ました。

こういう場合は即決です。

そして次に重要なことが今回のタイトルと深く関係します。

ローコストという意味は、家賃が安いということだけではありません。

そうです開業に必要な内装設備や器具の設備投資です。

インテリアやエクステリアも含めた夫婦2人程度で開業する場合の設備投資ですが、私の知る限り、運転資金と広告宣伝費や材料費まで含めると最低でも1000万円前後が平均的な数字ではないかと思います。

少し規模が大きいと5000万円前後まで簡単に膨らみます。

土地まで購入して建築までとなれば1億円かかることもあります。

この初期投資としてのハイコストですが、美容室ってそんなに儲かると思いますか?

競争も無くてニーズが膨大ならば成り立つかも知れませんが、今のご時世、競争過多の上にコロナや消費税など増税不況でニーズは減る一方、低価格競争の激化の中で、高額な家賃とハイコストで開業したが、思うように売り上げが伸びず1〜3年で倒産する美容室は後を経ちません。

居抜きで売り出しているサロンは山のようにありますが、設備が安くても家賃が高額なので運営できないでしょう。

私が20年以上サロン経営ができたのは、前半の10年以上は上記の3つの条件をクリアしていたからとても順調に経営が出来ていました。

しかし後半は3つの条件をクリアせずに強引に大きなサロン展開をしたため、過剰な設備投資で資金ぐりが悪化して退場してしまったのでこの3つの条件を守った時と、守らなかった時の違いを嫌というほど知っています。

理想的には設備はローコストでもハイデザインなヘアデザインを提供することで美容室経営は思いのほか順調に行く商売であると言えるかも知れません。

言うは易し行うは難し・・・

そこで今回のサロン開業では、初期投資を300万円程度まで絞り込み、どこまでやれるか試したいと考えています。

2台のシャンプー設備だけでも100万円はかかるでしょう。

ローコストでの注意点は皆様もお気づきの通り、ダサい店になることです。

しかし逆にいいますが、カッコ良い店で、ダサいヘアデザインを提供されたらどうですか?

店構えは一流、しかし提供されるヘアデザインは三流・・・

そしてもう一つのパターンは・・・

店構えは三流、しかし提供されるヘアデザインは一流・・・

この両者の美容室が隣同士で商売をしていたとします。

価格は同じだとします。

あなたはどちらの行きますか?

私は後者を選択します。

提供するものこそ、美容室経営者が最初に情熱を注ぐべきものであると確信しています。

しかし一流であるかどうかはお客様が決めるものですので、いくら美容師自身が私の技術は一流だと喚いたところでどうにもなりませんし、何の証拠にも鳴りません。

なので、自己評価が過大で、実際にお客様が付ける評価は3流である可能性も十分にあるわけです。

ですから、初期投資はなるべく低く押えて開業することがますます重要となって来ます。

この続きはまた今度、このサイトで紹介しますね。

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