「霊感」と言うとわかりにくい人もいるかもしれませんが、言い方を変えると「閃き」や「インスピレーション」と言えばどうでしょう?
これらに共通することは、物理的には説明し難いような「思いつき」と言えるかも知れませんね。
なぜ、そう思いついたのか?ということが説明できないこともありますよね?
逆に連想ゲームのように、思いつくこともあります。
まさしく「デザイン事務所 はしびと」のロゴデザインも、説明の難しいひらめきに限りなく近いものでした。
インスピレーションというと天から降ってくるようなイメージがあるかも知れませんが、そうとも限らないわけです。
例えば奥さんの口から出てくる言葉から連想するものであったり、知り合いからの電話でのふとした言動からインスパイアされたりとか様々な形でインスピレーションは降りて来ます。
降りてくると言う言い方をしますので、やはり天から降りてくるものが良いインスピレーションで、下の方から湧いてくる悪いインスピレーションも存在するようです。

デザイン事務所はしびとのロゴは、虎と羊です。
良いインスピレーションの場合は、誰かが不幸になるようなものでないことで判断できます。
悪いインスピレーションは、実行することで誰かが不幸になるようなことなので、判断基準を間違うと、悪いインスピレーションを実行してしまうこともあるかもしれませんね。
ところで、デザイン事務所はしびとのロゴは虎と羊がメインビジュアルです。
これは私が寅年で妻が未年と言うこともあります。
形を決める理由は、やはり閃きです。
ビジュアルが一瞬で見えたりすることがあるので、そんな時はメモ帳に大まかに書いておきます。
パソコンが近くにあれば、イラレを立ち上げて製作に取り掛かります。
閃きは一瞬で消え去るものなので、記録しておくことが大事ですね。
ロゴの由来の話に戻りますが、まずは、メインコンセプトを決めます。
「異質なものの結合により新しいものを生み出す」
今回は、「デザイン事務所はしびと」と言う誰かのために何かをデザインする仕事となりますので、そういう意味を込めてみました。
虎と羊が対象的な動物であるように、一見共存し得ない組み合わせや、意外性のある組み合わせによって新しいものを生み出すこと企業理念としました。

「はしびと」とはそういう異質なものを繋ぐ役割がアイデンティティーであると考えています。
世の中には物が溢れています。
情報も溢れています。
混沌としたカオスの時代に、個性を輝かせるには、その人の潜在意識と言われる才能の開花がどうしても必要だと思っています。
販売であってもサービスの提供であっても扱う人や開発するのは人ですから、デザインも人のためにあるものだと思っています。
組み立てや製造工程でロボットが主役のように見えたとしても、そのロボットをコントロールし命令しているのは人間だからです。
人が主役であるという原点に立ち返り、人がAIをコントロールし、多くの人々の役に立つものを作り出していく、あるいはそういうサービスを提供することが大切なのではないかと思います。
デザインも同じで、人々の役に立つ仕事をする企業を世の中にPRしていくお仕事ではないかと思っています。

どのような思いでWebデザインを作りたいのか?ロゴを作りたいのか?そこにどんな思いを込めていくのか?
どういうサービスで人々をはっぴーにしたいのか?
何を持って人の役に立ちたいのか?
そういう様々な思いと言うものを明確にし、その人の強みを引き出しその人が世の中で活躍し、商売が繁盛するように手助けをしたいと言う願いが「デザイン事務所はしびと」のロゴデザインに込められています。
その企業理念が仕事をしていくと思います。
その企業理念によってブランディングが成り立ち、その一部がロゴデザインであり、Webデザインだと思っています。
そう言う意味ではあなたと私の出会いも「異質なものの組み合わせ」であると言えるでしょう。
まとめ
一期一会・・・
大好きな言葉で、昔から多くの人々に愛され続けた言葉でもあると思います。
確かに人生のご縁というものは瞬きのように、一瞬で通り過ぎていくものなのかも知れませんね。
今、目の前にいる人と永遠に時間を共にすることはできません。
人は必ず別れを経験します。
それは突然の死別かもしれないし、自然に離れることになるのかも知れませんが・・・
その一方で、新しい出会いもあります。
私たちもこうしてネットを通して、サイトを通して巡り会いました。
これも一つの縁で、一期一会でしょう。
二度と、このサイトで記事を読むことない方もいれば、また来て続きの記事を読んでくれる人もいるかも知れません。
私は、人生で失敗が続き、不幸のどん底にいた時に、自分と縁ある人が皆不幸になってくような気がしていた時がありました。
数年が経った頃に少し違ったものの
見方ができるようになりました。
気を取り直してこう考え始めました。
「待てよ、過去にはそういう縁や結末もあったけれど、未来の時間も同じことが起きるとは限らないのではないか?」
・・・と考えるようになりました。
逆に、これから縁のある人に誠心誠意、接したら良いのではないか?心を込めて仕事をして、相手の役に立とうと考えながら生きていけば、過去に失敗したことや挫折したことがプラスになるのではないだろうか?
そう考えるようなりました。
一期一会をどういう出会いと別れにするのかは、私次第、あなた次第ではないでしょうか?
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
またご縁がありましたらネットでお会いしましょう。

桜並木